今日もお疲れ様でした。金曜日が終わります。

10月 6th, 2017 by admin | Permalink

古本買取 東京

帰ってきてもやることがなく、また家にテレビもなくとりあえず音楽を流してみる。
今日はユーミン。ユーミンの「Corvett1954」という曲が大好き。これは、3歳年上のカヨちゃん(知らない男と盆栽を育てる悪夢を見てうなされてている)から教えてもらった曲。眠る前にひっそりと、レコードでかけてくれた。そこからうんと聞くようになった。
「♪月も追ってこないわ みんな探してる頃」。これが歌詞の始まりで、曲は男と女のデュエットです。この歌を聴くと、良い車で都会の高速道路を走る二人の男女がまず浮かぶ。車から都会の高層ビルやら点滅する光やらを眺めながら、特別会話は無いけど互いに満足しあっていて、幸福そうな表情を浮かべている二人(時々女が男を横目でチラ見する)。
ユーミンの声は自然だから、例え何か事情があろうとも、爽やかに聞こえてしまうところがすごい。でも歌詞には時々とんでもねえ言葉が混じってる。良い気持ちで歩いてる最中、突然ハイヒールを履いた女に、かろやかな蹴りを食らうような衝撃。
そんな感じでぼーっとユーミンを聞いていたけど、もはや音楽を聴く体力さえなく今は雨の音だけを聞いている。何の想像力もいらない雨の音は楽で良い。無音だと謎の耳鳴りが聞こえてくるから、雨の音はとても助かる。こういう人は多いのではなかろうか。金曜日、飲みに行っている人・静かに部屋で過ごしている人とがくっきり分かれているんだろう。別にどっちでもいいけど、とにかく週末はすべての人間に「お疲れ様でした」と言いたい。
「本当にお疲れ様でした」。何も考えずに、すべての人がさっと死んだように眠れますように。

なんちゃて。

古本に全然関係ないことを書いていますが、古本の買取を強化しているのでいつでもお電話してください。
映画の古本出張買取行っています。もちろん、経済、政治、文学、美術書、学術書、エッセイ、詩集、漫画、美術書、画集、民俗学、古代文学、写真集、人文書などなどオールジャンルの買取を行っているので、いつでも連絡お待ちしています。

ごめんなさい愚痴を書いてしまって。

10月 4th, 2017 by admin | Permalink

古本買取 東京

中島みゆき ファイト

最近もっぱら女性作家の本ばかり読んでいる。松浦理英子・多和田葉子・川上弘美・川上未映子・津村記久子・今村夏子・松田青子など。須賀敦子は別枠。(こうしてみると「子」がつく作家さんが多い。私は名前に「子」が付いている女性をとても良いなと思う。)
紀伊国屋書店をウロウロしていると、『早稲田文学増刊 女性号』が置いてあり即購入。
こんな本が読みたかった。川上未映子さん、ありがとう。
石垣りんや中島みゆき、ヴァージニアウルフや茨城のり子やら目次だけでお腹いっぱいになるこの本をいつも枕元に置いて、夜読んでる。いろんな女・女性がいて、それだけでちょっと救われる。書いている時はしんどかったんだろうな、と読んでいて思う。たいていの人がしんどそう、辛そう(そこが良い)綺麗な本だけど。本当に、女性そのものみたいな本だ。
どうして使う言葉は一緒なのに、書く人によって、ここまで色がくっきりと分かれるんだろ。そして、何の装飾もなく無色に近い人の文章が一番頭に残ったりも、する。
たった一行だけでも。

こんなに女性の話ばかりしたところで、でも自分が好きな話はサルトルの『壁』。
唐突に思い出した『壁』。短くて激しい話なんで、頭の脳裏に映像(自分で想像した)としてくっきりと残ってしまってんだな。なぜ今思い出したのかよくわからない。
「好きな話」と「好きな文章」は全然違う。「好きな話」は男性作家に多く、「好きな文章」は女性作家が圧倒的に多い。と、今書いていて気がついた。

ただ1ヶ月前に、あまりにもつまらない新刊を買って、あまりのつまらなさに怒りがこみ上げ売る気も失くし、すぐ人にあげた。この作家が男性であったか女性であったかも定かでないが、それすらも別にどちらでも良い、と思うほどに嫌な本だった。装丁とタイトルに騙された。全く中身がなかったのだ。やたらと主張が激しい本には注意しなければなんない。うるせえよ!と思う。でもその後ブックオフにその本が並ばれているのを見たとき、なぜだか切ない気持ちになった。今思えば、30Pほどじゃなく50Pくらいは読んでおいても良かったのかもしれない。ただもうタイトルさえ思い出せない。

なんちゃって。

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古本の買取をしています。

9月 28th, 2017 by admin | Permalink

古本買取 東京

たま 星を食べる

気持ちの持って行き場がない時になぜか無意識にいつも「たま」を聞く。
意味のわからない歌詞は、うまく言葉に表せないことを違う言葉で表現してくれているような気がする。「悲しい」じゃない気持ちの、でも限りなくそれに近い何か。この曲、確かちびまる子ちゃんの映画に流れていた。そうして自分はこの映画を見てなぜだか泣いたんだった。見た人いるだろうか。タイトルは忘れたよ。
本題ですが、古本の買取を行っています。家の中に眠ったままになっている蔵書、遺品整理で持って行き場のない本、読んでそのままなんとなく溜まっていってしまった古本など、買い取りさせて頂いています。ジャンルは問いません。経済、政治、文学、美術書、学術書、エッセイ、詩集、漫画、美術書、画集、民俗学、古代文学、写真集、人文書などなどオールジャンルの買取を行っているので、いつでも連絡お待ちしています。

読書の 秋眠 りの秋

9月 24th, 2017 by admin | Permalink

古本買取 東京

 

Robert Johnson – Love In Vain Blues

 

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マルキ・ド・サドの本を偶然棚の中から見つけて、読んでみた。ペーパーナイフを使う本!とのことだったが、既に項は開かれていて、分厚い紙をめくる。私が読む前に誰かがペーパーナイフを使用し、閉じられた紙を切り開き、この物語に没入していたのだな、と考えるとなんだかゾクゾクしないでもない。なんせ、本が本だから。さて読み始めると、展開が早く一気に読み終え、そして若干疲れた。じわじわと迫りくる恐怖というより、大きな嵐に何度も見舞われ止まっている暇がないような感覚だったから。ぐんぐんページをめくっていったらばついに主人公のキチガイ男が暗い森の中で報復を受け物語は突然幕を閉じた。嵐が過ぎ去った後も不穏な空気は拭えなく、でもこの不穏な感じが癖になり、他にサドの本はなかろうかと探してみたがどこにもなかった。本に骸の挿絵が挟まっていて、それが無性に陰鬱でなぜだか脳裏に焼き付いている。『悲惨物語』というタイトルも、そしてこの字体も、訳しているのが澁澤龍彦である事も含めて何だかもうすべての条件(なんの条件?)は揃っていて、好きな人は本当にこう言う類のものを読み漁っているのだろうな。個人的な感想は、わざわざ晴れの日に読むものではないよなという感じ。(思い切り秋晴れの日に読んだけど)

読んでいる時にロバードジョンソンが流れていて、そっちにも気を取られていたのだけれども、明朗なギターの音と渋い声、奥の方から聞こえてくるような、絞り出された古めかしい音が心地よく、いつまででも聞いていられた。1930年代とは思えない格好良さ。古い曲には若干雑音めいたものが混ざっていて、それが好き。

 

なんでもいいけど日が暮れるのが早くなってきて、部屋の中でぼんやり明るみから夜に変わる様子を眺めているとすぐ眠くなる。読書の秋食欲の秋芸術の秋、睡眠の秋ってあったっけ? 心地の良い風と温度と色合いで、すぐに眠たくなる秋が始まった。でもこの期間はとても短く、あっという間に寒い冬がやってきて眠たいなどとは言っていられないほど寒くなる。よく眠れるこの期間に、存分に眠っていたい。秋眠なんてあんまり聞いたことはないけど。

 

なんちゃって。

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『浴室』

7月 11th, 2017 by admin | Permalink

古本買取 東京

L’amour En Fuite (Love On The Run) – L’amour En Fuite

1)午後を浴室で過ごすようになった時、そこに居を据えることになろうとは思ってもみなかった。浴槽の中で思いをめぐらせながら、快適な数時間を過ごしていたにすぎない。服は着たままの時も脱ぐ時もあった。エドモンドソンはぼくの頭の横にいるのを好み、ぼくが前よりも晴々とした様子に見えると言った。ぼくが何か冗談を言って、二人で笑うこともあった。浴槽はやっぱり縁が並行で、背もたれは斜め、底は平らで足置きを使う必要のないものに限る、などと身ぶりたっぷりに力説したりした。

(2)エドモンドソンは、浴室から出ることを拒むぼくの態度に、心を萎ませるものを感じていたのだが、それでもぼくの暮らしを助けてくれるのだった。アートギャラリーでパートで働いて家計を賄ってくれていたのだ。

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何だかヘンテコな本を読んでいる。冒頭の文章で誰のどんな話であるかは大体予想がつくと思う。
こんな男が実際にいたらカメラを回してドキュメンタリーを撮りたい。自分は引きこもることを悪いこととは思わないので、なんだかそういうのも正しいのかもしれないと思うけど、そういうこととこの小説に描かれていることはあんまり関係がなさそうだ。読み進めていくうちに正直面白くなくなってきた。単に設定に惹かれただけみたいだ。でもカフカがこの設定で小説を書いたら面白くなりそうだなと思う。

どこかで見たが、浴槽に浸かる文化は日本独自のもので、海外に行くとまず浴槽に水を溜めて浸かるなんていうことはないらしい。なんでも、狭い浴槽に体を縮め体育座りの姿勢で風呂に入る姿は、西洋人からすると滑稽にさえ思われている、とのこと。そうなの?と、これまで観てきたフランス映画を色々と思い出してみると、いや風呂には入っているけれど、確かに体育座りでいかにも窮屈そうに風呂に入っている人はいなかった。皆足を伸ばしていた。足をうんと伸ばせる浴槽であるならば、そこを居として、好きな音楽を聴いたり本を読んだり、雨が降っている音に耳を澄ませて感慨に耽ることは出来るかもしれない。(この小説の男がしてる)。狭い浴槽ではまず無理だ。体が痛くてたまらなくなる。何かの罰かとさえ思う。だからこの小説の浴槽はまず広いことが第一条件だ。そもそも最初から浴槽の条件を身ぶりたっぷりに力説している。
逆に狭い浴槽に籠ることを想像すると、なんだかもうそれだけでジメジメとしてたまらない。そこで雨の音に耳を澄ませるなど、フランスだからこそなんだか洒落れて聞こえるが、これが日本の安アパートの一室の話、ましてや中年の男の話になると途端に陰鬱になってしまう。その陰鬱さが独特で面白いけれど。(安部公房が書いたらどうなるんだろう?)
兎にも角にも、この小説は字が大きくページ数もそんなにない。だから、あんまり面白くはないけれど、一応最後まで読んでみようと思う。

なんちゃって。

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