軽井沢とゼロ戦

古本買取 東京

夏休みです。皆さん、予定はお決まりですか。
私は今年も軽井沢のお友達の別荘で二泊三日の小バカンスを楽しんできました。軽井沢といえば、昔から文人墨客に愛され、たびたび小説の舞台にもなった土地として知られていますね。そんな軽井沢文化人の中でももっとも有名なのはやはり堀辰雄。堀の小説『美しい村』に登場する山荘が軽井沢町塩沢の地に現存していて、今もファンが見学に訪れるそうです。

http://www.i-turn.jp/karuizawa-horitatsuo-1412bansansou.html

私も来年軽井沢を訪れる際には一度ぜひ立ち寄ってみたいと思っています。
堀さんの作品は決してストーリーで読ませるものではありませが、描写のひとつひとつに不思議なリズム感と水彩画のような独特の美しさがありますね。「結核」「脊椎カリエス」「サナトリウム」といった、どちらかというとネガティブなイメージの言葉も堀マジックにかかれば、まるで洋菓子の名前のようなしゃれた響きをもってしまうから驚きです。さて、今夏、宮崎駿監督の長編アニメ映画『風立ちぬ』が公開されました。物語は、日本が世界に誇る旧海軍の戦闘機ゼロ戦(零式艦上戦闘機)の設計者である堀越二郎をモデルにしたセミフィクションで、タイトルはもちろん堀辰雄の小説『風立ちぬ』からインスパイアされたとか。そういえば、作品には二郎の恋人として里見菜穂子なる架空の女性が登場しまるが、これも堀さんの代表作のひとつである『菜穂子』から取られたものでしょう。
もっとも、堀辰雄自身は「風立ちぬ」という題名をプール・ヴァレリーの詩の一説から頂いたと記しています。フランス詩、軽井沢、ゼロ戦…まるで三題噺のようですね。そうそう、松田聖子さんのヒット曲にも『風立ちぬ』というのがありました。
そんなわけで、今年の軽井沢行きではゼロ戦関係の戦記本と堀辰雄の文庫本とを持参、テラスのハンモックに揺られながら日ながの読書としゃれこもうかなと計画していましたが、でも結局、友人と飲み明かして終わり。なんたって、彼の作ってくれる高原料理とバーベキューがおいしすぎるのです。
ということで、読書と映画鑑賞は東京へ帰ってからの宿題になってしまいました。

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