夢の力

古本買取 東京

中上健次の『夢の力』というエッセイ集を読んでいる。「エッセイ」というカタカナがどことなくしっくりこないが。
その中の「犬の私」が良かった。少し、引用。

国立駅前の小さな喫茶店で、二十三で結婚していらいこの方、肉体労働やっていた時もやめた時も、同じ隅っこで、ものを書きつづける。狂っているのだろうか?と疑う。
神、つまり地霊のようなものだが、それに縛られていると思う。地霊が、私の描くことと生活を継いでいる。言ってみれば、私の書斎は、私の工房は、地霊の棲むところなら、どこでもよいのだ。

地霊。地霊は、簡単に言うと土地の神様みたいなものらしいが、よくはわからない。
ただ、「地霊」という言葉を選んだのが中上健次らしい。天ではなく、地。

そういう場所を嗅ぎつける嗅覚を持つ、犬のような彼が羨ましい。

もうそろそろここから去りたい。
その先のことはわからないが、足がある限り何とかなるだろうと思う。
土を踏んで歩いてさえいれば。感覚を頼りに進んでいけば。
いつまでもうまく生きられないなと思うが、仕方がない。

ところで暑い。
歩くといっても夜でなきゃ、しんどいですね。
虫に刺されないよう、蚊除けをスプレーを全身にふりかけ電車に乗ったら、
自分の周りだけ、人も寄ってきませんでした。
虫除け、人除け。ちょっと悲しかった・・・。

なんちゃって。

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